コーヒー好きが高じてくると、「いっそ自分の家で豆から育ててみたい」と考えたことはありませんか?
実は私、コーヒーの焙煎にハマった勢いで、ついにコーヒーの木の苗をお迎えしてしまいました。
結論から言うと、コーヒーの木は自宅で観葉植物として栽培することが十分に可能です。
ただし、実際にコーヒー豆を収穫して一杯のコーヒーを淹れるには、いくつか知っておくべきポイントがあります。基本的な育て方や収穫までの道のりを見ていきましょう。
たなかツヤツヤの緑の葉っぱが美しくて、観葉植物としても普通に可愛いですよ!
コーヒーの木の苗はどこで売ってる?おすすめの購入場所

育ててみようと思っても、いざ探すとなるとなかなか見つからなかったりします。
コーヒーの木の苗は、主に以下の場所で購入できます。
100円ショップ(ダイソーなど)
実は、ダイソーなどの観葉植物コーナーで100円〜300円程度で売られていることがあります。
流通するのは主に春から夏にかけてです。まだ小さくひょろっとした苗が多いですが、「まずは手軽に始めてみたい」という方には一番おすすめです。
たなか大きめなダイソーで一度見かけました。
どこでも売ってるわけではなさそうです。
ホームセンター・園芸店
大きなホームセンターや街の園芸店でもよく見かけます。
100円ショップのものより幹が太く、葉もしっかり茂った健康な苗が手に入りやすいのがメリットです。
価格は数百円〜千円前後が目安です。
たなか私の近所にある、少し小さいホームセンターにもありました!
インターネット通販(Amazon・楽天など)
店舗を何軒も回るのが面倒な場合や、時期を問わず確実に手に入れたい場合はネット通販が便利です。
すでに大きくなった鉢植えサイズから選べたり、美味しいコーヒー豆が採れやすい「アラビカ種」などの品種をしっかり確認して買えるのもネットならではの強みです。
たなか冬季の北海道は送れない場合があります。
コーヒーの木を栽培・育てる3つの基本
コーヒーの木は、もともと熱帯地方の植物です。日本の四季の中で育てるには、以下の3つのポイントを押さえる必要があります。
日当たりの良い置き場所
日光を好みますが、強すぎる直射日光に当てると「葉焼け」を起こしてしまいます。
- 春〜秋:明るい日陰や、レースのカーテン越しの窓辺
- 夏場:直射日光を避け、風通しの良い涼しい場所
寒くなりすぎない温度管理
コーヒーの木は寒さには非常に弱いため、日本の冬を外で越すのは困難です。
気温が10度を下回りそうになったら、必ず室内の暖かい場所に取り込みましょう。
冬場は窓際も冷えるため、窓から離れた位置に移動させると安心です。
水やり
季節によって水やりのメリハリをつけるのがコツです。
- 成長期(5〜9月):土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとかけます。
- 休眠期(冬):成長が止まるため、土が乾いてからさらに2〜3日空けて控えめに水をかけます。
たなかエアコンの風が直接当たると葉が乾燥して傷むので、風向きには気をつけてください。
コーヒー豆が収穫できるまでは何年かかる?

小さな苗から育て始めた場合、花が咲いて実をつけるまでにはおよそ3〜5年かかります。
木が1.5メートルほどに成長すると、初夏にジャスミンのような甘い香りのする白い花を咲かせます。
その後、緑色の実であるコーヒーチェリーができ、秋から冬にかけて真っ赤に熟します。
この赤い実の中に入っている種が、普段私たちが目にしている「生豆」です。
1杯分のコーヒーを淹れるには何粒必要?
コーヒー1杯分(約10g)の焙煎豆を作るには、およそ60〜70粒の生豆が必要です。
実1つにつき種は2つ入っているため、最低でも30個以上の赤い実を収穫しなければなりません。
家庭栽培でこの量を確保するのは簡単ではありませんが、だからこそ収穫できたときの感動はひとしおです。
収穫した実を焙煎前の生豆にする手順
真っ赤なコーヒーチェリーを収穫しても、そのままでは焙煎できません。
果肉を取り除いて中の種を取り出す精製という作業が必要です。家庭でもできる簡単な手順は以下の通りです。
- 果肉をむく:収穫した赤い実を指でギュッとつまみ、中から種を取り出します。1つの実から通常2つの半円形の種が出てきます。
- 水洗いする:種の周りには甘くてヌルヌルした粘液がついています。ボウルなどに入れて、水でしっかりこすり洗いして落とします。
- 乾燥させる:ザルなどに重ならないように広げ、風通しの良い日向で数日〜1週間ほど、カラカラになるまで天日干しにします。
- 殻を剥く(脱穀):しっかり乾燥すると、種の周りの殻がパリパリになります。この殻と薄皮を指や爪で丁寧に剥がします。
この殻を剥いた中身が、薄緑色をしたおなじみの生豆です。
たなか数十粒の殻を自力で剥くのはかなり根気のいる手作業です。
でも、自分で育てて手むきした豆を焙煎する瞬間は、きっと最高の体験になりますよ!
よくある質問
- コーヒーの木の苗はどこで買えますか?
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園芸店やホームセンターの観葉植物コーナーのほか、実は100円ショップ(ダイソーなど)で小さな苗が売られていることも多いです。
- 虫はつきやすいですか?
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室内で乾燥していると、葉の裏に「ハダニ」がつきやすくなります。霧吹きで葉っぱ全体に水をかける(葉水)ことで予防できます。
- 剪定(枝切り)は必要ですか?
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大きくなりすぎた場合や、枝が密集して風通しが悪くなった場合は、春から初夏にかけて剪定をおこないます。不要な枝を落とすことで病気を防げます。
まとめ:収穫を夢見ながら観葉植物として楽しもう
今回は、自宅でのコーヒーの木の栽培について解説しました。
- 直射日光を避けた明るい室内に置く
- 寒さに弱いため冬は10度以上をキープする
- 豆の収穫には3〜5年ほどの期間が必要
自分で育てた木から豆を収穫し、それを焙煎して一杯のコーヒーを淹れる……。コーヒー好きにとって、これほどのロマンはありません。
たとえすぐに実がならなくても、ツヤのある美しい葉はインテリアとしても優秀です。もし見かけることがあれば、ぜひ一度育ててみてはいかがでしょうか?

