- コーヒーミルにコーヒー豆の粉が付く理由
- 静電気対策で粉が付かなくなる方法
- 静電気対策されたコーヒーミルがある
寒さが増してくる季節は、空気がカラッと乾いて静電気が元気になりがち。
そのせいで、コーヒーミルに粉がペタッと張り付いて離れない…なんて、ちょっとしたプチストレスを抱えたことはありませんか?
毎回しっかり掃除するのも面倒だし、できればサッと終わらせたいところ。
そこで今回は、そんなお悩みをサクッと軽くしてくれる 静電気を抑えるためのちょっとした工夫 をご紹介します!
たなか静電気対策は色々あります!
一つ一つ紹介しますが、おすすめは水を使った方法です!
コーヒーミルを使うと静電気が発生する


コーヒーミルを使っていると、静電気のせいで挽いた粉がミルの内側にくっついてしまうこと、ありますよね。
何度か叩いてみてもなかなか落ちず、掃除が面倒になった…なんて経験をした方も多いのではないでしょうか。
この静電気による粉残りは、放っておくと手入れの手間が増えるだけでなく、次に挽いたときの風味にも影響することがあります。
だからこそ、早めにしっかり対策しておくことが大切なんです。
コーヒーミルは摩擦が起こりやすい
静電気は摩擦によって発生しやすく、コーヒーミルの刃がコーヒー豆を挽くたびに静電気が生じてしまいます。
特に、ミルの刃や受け皿が金属製の場合、どちらにも静電気で挽きたての粉がくっついてしまうことがよくあります。



ちょっと叩いて落ちるなら良いですが落ちなくてイライラしますよね。
乾燥が激しいと静電気はより発生しやすい
乾燥すると静電気を発生しやすいのは、電気の逃げ場が無くなるからです。
より詳しい静電気については以下をご覧ください。



つまり、電気の逃げ場を作れば良いということ!
下で紹介してる対策方法は全て電気の逃げ場作りです。
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水を使った静電気対策が一番簡単な方法
水分を与えることで、静電気の発生を防ぐことができます。
湿度を上げることで静電気を抑えることができるため、コーヒー豆に直接少し水分を与えるのも効果的です。
その方法には主に以下の2つがあります。
- 霧吹きを使う:豆に軽く水を吹きかける方法。
- 濡れたティースプーンを使う:湿ったスプーンで豆を軽く混ぜる方法。
どちらも簡単にできて、静電気対策として非常に効果的です。これから詳しく解説していきます。
霧吹きで少量の水をかける方法
サッとスプレーできる容器なら何でも良いですが、Amazonで売られているアスベルの醤油スプレーがおすすめです。
見た目と使い勝手が良いです。
コーヒーミルで豆を挽く前に、コーヒー豆に数回スプレーをかけるだけで静電気対策ができます。
醤油スプレーなら、ワンプッシュで約0.1ccの水分量なので、コーヒーミルや豆に影響を与えることなく、ちょうど良い量を加えられます。
また、食品用の容器なので安全性が高いだけでなく、見た目もシンプルで良いので、おすすめです。



専用容器に入れてからコーヒー豆を軽く濡らすとコーヒーミルに入れる際、楽ですよ!
濡れたスプーンを使う方法
ティースプーンを軽く濡らしてコーヒー豆を数回かき混ぜる方法です。
スプレーの代用になりますが、少々使いにくいです。



濡らすだけなのでスプーンじゃなくて箸とかでも良いです。
でも、効率的に静電気を除去したいなら、先ほど紹介した醤油スプレーの方が良いです。
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コーヒー豆が軽く濡れた程度ではコーヒーミルに影響は無し
金属製のコーヒーミルは水分に弱く、濡れた状態でコーヒー豆を使用すると錆びの原因になるという指摘をインスタで見かけたことがあります。
しかし、前述した霧吹きやティースプーンを使う方法はコーヒー豆をほんの少し湿らせる程度にとどまります。
使用する水分量は非常に少なく、それでも静電気を効果的に除去することができます。



僕は2年間同じコーヒーミルを使ってますが問題なしです!
過剰に水分を与えすぎると当然良くないですけどね。
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他の静電気対策も使えます!
静電気対策は水で湿らせる以外にも色々あります。
水にどうしても抵抗がある方は以下の方法を試してみても良いかと思います。
加湿器で湿度を上げる
湿度不足が静電気の原因なら、加湿器で部屋の湿度を上げるのも手軽で効果的な対策です。
加湿器の近くは特に湿度が高まりやすいので、コーヒーミルを使うタイミングだけでもそばに置いておくと、粉のまとわりつきがかなり和らぎます。
ただし、湿度が高いのは風邪予防などのメリットもある一方で、加湿しすぎや掃除不足はカビの温床にもなりかねません。
使う時期や部屋の状態に合わせて、無理のない範囲で活用するのがベストです。



加湿器があっても静電気は発生するかもです!
僕の感覚ですが湿度60%くらいはないと厳しいです。
静電気除去テープで対策する
効果に個人差はありますが、静電気が溜まりやすい部分に「静電気除去テープ」を貼るという方法もあります。
「そこまで効かない」という声がある一方で、貼る位置や貼り方を工夫したことで、しっかり効果を感じている人も少なくありません。
ミルの構造や素材によって相性が変わるので、余っているテープがあれば試してみる価値は十分あります。



技術が得意な方はぜひ試してみてください(笑)
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静電気が起きないコーヒーミルを使ってみるのも良いかも!
静電気の発生が少ないコーヒーミルもあります。
どうしても静電気が嫌であれば検討するのもありでしょう。
セラミック系コーヒーミル
セラミックは電気を通しにくい素材なので、そもそも静電気が発生しにくいのが大きなメリットです。
さらに金属と違って水洗いOKという扱いやすさも魅力。日々の手入れがぐっとラクになります。
一方で、セラミック刃は金属刃のようにスパッと切るのではなく、豆を押し潰すように挽く構造のため、どうしても挽くときの負荷が大きめ。
そのぶん「疲れやすい」「たくさん挽くと腕がしんどい」という声が出やすい点は覚えておきたいところです。



セラミックから金属系コーヒーミルに変えたら挽き具合が軽いと驚かれる方は多いです。
そして、静電気に悩むようになる方も多いです…。
カリタ ネクストG
カリタのネクストGには、最初から静電気対策が組み込まれているのが大きな魅力です。
本体に静電気を中和するイオナイザーが搭載されているため、冬場の乾燥シーズンでも粉が舞ったり張り付いたりするストレスがほぼありません。
市販のイオナイザーもAmazonなどで購入できますが、意外と値段が張るのが難点。
「静電気対策のためだけに買うなら…」という視点で考えると、最初からイオナイザー搭載のネクストGを選んだ方がコスパも手間も良いという結論になることが多いです。



イオナイザー単体もありますが、高級品だったりします。
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まとめ
- コーヒー豆とコーヒーミルは挽いてる間、摩擦し合うことで静電気を発生させてしまっている
- 最も簡単な静電気対策方法は挽く前にコーヒー豆を軽く濡らしておくこと
- 湿度を上げておくことも効果的
- 静電気除去シールを使う方法があるが効果は薄いと感じる方が多く工夫がいる
- 静電気を中和するイオナイザーを搭載した電動コーヒーミル、カリタネクストGを使うだけで静電気対策になる
コーヒーミルを使う前は、「静電気なんてちょっと我慢すればいいか」と思っていたんですが、実際に粉がビタッと張り付くあの状況、さすがに限界を感じた方も多いはずです。
私もそのひとりで、イライラしながら対策を探して片っ端から試しました(笑)
このほかにも、コーヒーにまつわる便利ネタや役立つ情報をたくさんまとめています。
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