- ドリップコーヒーとエスプレッソの違い
- ドリップコーヒーでオイルの抽出と濃いコーヒーを作る方法
- 安価で買えるエスプレッソメーカー、マキネッタとは
エスプレッソをドリップで作ることができるのか?
結論を言うと、エスプレッソ程の濃さをドリップで再現するのは無理があります。
ですが、可能な限りドリップコーヒーを濃くしてエスプレッソのようにコーヒーオイルを抽出する方法はあります。
それに安くエスプレッソを作る直火式エスプレッソもありますので試してみてほしいです!
今回はエスプレッソに近づける方法とエスプレッソを家庭で安く作るを紹介します。
直火式エスプレッソメーカー、マキネッタを使うと高い費用をかけずにエスプレッソが作れますよ!
ドリップコーヒーとエスプレッソの違いとは?
同じコーヒーなのですがそれぞれに特徴があり味わいや濃度は全くの別物です。
初めてエスプレッソを頼んだ時、知らずに飲んで苦みの強さに驚いてしまったのを思い出します・・・。
私が思うそれぞれの特徴はこちらです。
- エスプレッソに比べて薄い
- コーヒーオイルは基本無し
- 抽出時間は長め
- ドリップに比べて濃い
- コーヒーオイルをしっかり抽出
- 抽出時間は短め
濃度が違う
ドリップでは再現できないレベルまでエスプレッソのコーヒー濃度は高いです。
エスプレッソをドリップコーヒーに似た濃度にすることは可能で、お湯を足すアメリカーノがあります。
エスプレッソは高い圧力をかけて絞るような抽出をしてるので濃いです。
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コーヒーオイルの抽出の違い
コーヒーの油をコーヒーオイルというのですが、ドリップではペーパーフィルターを使うとあまり抽出されず、エスプレッソはしっかり抽出して水と混ざることで乳化して抽出されます。
エスプレッソの水と油で乳化した液体をクレマと言います。苦手な方もいますが、美味しいですよ!
ドリップコーヒーでもステンレス製フィルターやセラミックフィルターでコーヒーオイルを抽出することができます。
エスプレッソはクレマのおかげでとろみができます。
僕は結構好きです!
抽出時間の違い
ドリップコーヒーはお湯をコーヒー豆に注いで抽出するので約3分でできます。
一方、エスプレッソは圧力を一気にかけて抽出するので約20秒でできます。
20秒は爆速ですよね。
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【エスプレッソ近づけ方①】ドリップコーヒーでコーヒーオイルの抽出
コーヒーオイルの抽出はドリップでも可能です。
残念ながら、画像のような乳化した泡のようにはなりませんが・・・。
エスプレッソとドリップの違いでも説明しましたが、ステンレスフィルターかセラミックフィルターで抽出することができます。
ステンレス製フィルターかセラミックフィルターを使う
コーヒーオイルを抽出するならペーパーフィルターではなくステンレス製フィルターかセラミックフィルターを使う必要があります。
どちらも小さな穴があり、ペーパーフィルターではせき止められていたコーヒーオイルを抽出することが可能です。
どちらも使い捨てではなく、何度も使えることが良いですね。
セラミックフィルターを持っています!
不思議なのですが、まろやかな味になりやすいです。
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ステンレスフィルター、セラミックフィルターを使う上での注意点
どちらもペーパーフィルターとは違って使い捨てではないのですが、洗い方には気を付ける必要があります。
ステンレスフィルター
普段から洗剤を使ったり、水のみで洗うことも可能です。
目詰まりが酷いと思った時は沸騰したお湯に10分間漬けると取れます。
フィルターをグツグツに煮込む感じです!
セラミックフィルター
基本水やお湯のみで洗います。
洗剤を使った場合は洗剤の成分がしみ込んでしまうので使ったら水に漬け込んで洗剤を抜くと良いです。
こちらも目詰まりが酷くなれば沸騰したお湯に10分間漬けると改善します。
ちょっと危ないですが、火で炙ってコーヒー豆の粉を除去する方法が最終手段だったりします。
もしやるのであれば、火傷に注意!
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【エスプレッソ近づけ方②】濃いコーヒーをドリップする
考え方としては、注ぐお湯の量を減らす事で濃度の高いコーヒーを抽出することができます。
ドリップコーヒーはお湯を注げば注ぐほど薄いコーヒーが流れ出ますので、その薄い部分をサーバーに入れなければ良いということです。
また、薄いコーヒーには雑味が含まれやすいのですが、その雑味を減らすこともできます。
具体的な方法は以下の通りです。
2人分の抽出の場合
使う豆や湯はこちらです。
- コーヒー豆:20g
- お湯:100ml
お湯の量は粉1gに対し湯は5mlという感じです。
では、淹れる順序を紹介します!
ゆっくり中心部分を円を描くように注ぎます。
20ml注ぎ終わってから20秒待ちます。
フィルターにお湯が当たらないようにします。
以上の方法で濃いコーヒーができます。
濃いコーヒーにミルクを入れてカフェオレにしたり、氷を入れてアイスコーヒーにしても良いでしょう!
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エスプレッソを作りたいのであればマキネッタがお手頃でおすすめ
エスプレッソマシンと言えば全自動で7万円、半自動だと3万円程しますが、マキネッタという直火式エスプレッソメーカーなら約5000円ほどで購入が可能です。
サイズもそれほど大きくないので収納に困ることも無く便利なのでおすすめです!
マキネッタはAmazonや楽天で買える
マキネッタを置いてるお店は、なかなか見ないです。
Amazonや楽天でも売ってますのでそちらで注文すると良いでしょう。
マキネッタは小さすぎて日本のガスコンロに置けない事が多いです。
ミニ五徳が必要ですのでお忘れなく!
Amazonや楽天は珍しい物を買うのに便利ですよね。
マキネッタはイタリア製
マキネッタは1933年にイタリアで開発されて、今ではイタリアの家庭に一台はあると言われるほど普及しています。
歴史のあるコーヒーグッズの一つ!
マキネッタの使用例
こちら、デザインは違いますが僕が愛用してるマキネッタです!ミニ五徳は動画のようにコンロ上に置きます。
簡単に扱えます!
温めたミルクを入れたり、イタリアっぽく砂糖をどっさり使うのも最高ですよ!
↓こちらにより詳しく書いた記事があります。
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マキネッタ注意点
注意点がありますので、それぞれ紹介します。
コーヒーの粉は細挽き~中細挽き
エスプレッソと言えば極細挽きなのですが、マキネッタは細挽きか中細挽きです。
極細挽きにすると出来上がったコーヒーに微粉が結構入ってたりします。
僕は知らずに極細挽きを使ってました(笑)
細挽きに変えましたが味は問題無し!
通常のガスコンロで使えないのでミニ五徳が必要
先ほども紹介したミニ五徳です。日本のガスコンロには必要です。
こちらで紹介した僕の動画でもミニ五徳は活躍してます!
水は多く入れすぎない
写真のように弁がついてあり、弁の下あたりまで水は入れましょう。
適切な水量でエスプレッソを楽しみたいですね。
火をつけっぱなしにしない
当然ですが、危険なので忘れないようにしましょう。
僕は一度やってしまいました。
付けっぱなしにしてると妙にコーヒーの匂いが漂います。
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エスプレッソをドリップで作ることのよくある質問集
- ドリップでエスプレッソのような味わいを再現できますか?
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ドリップコーヒーでエスプレッソと同じ味わいや質感を完全に再現することは難しいです。エスプレッソは9気圧以上の高圧で抽出されるため、濃縮された独特の味わいが生まれます。しかし、豆の挽き方や抽出量、濃度を調整することで、エスプレッソに近い濃い味わいに仕上げることは可能です。
- どのようなコーヒー豆が適していますか?
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エスプレッソらしい濃厚な味わいを出すためには、深煎りの豆が適しています。深煎り豆は苦みとコクがあり、短時間でしっかりとした風味が出ます。豆の種類や焙煎度合いも好みに応じて試してみると良いでしょう。
- エスプレッソマシンのようなクレマはドリップコーヒーで出ますか?
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ドリップ抽出では、エスプレッソ特有の「クレマ」を再現することはほとんどできません。クレマは高圧によって生成される細かな泡で、ドリップにはこの圧力がないため、濃厚な泡は出にくいです。ただし、味の濃さや豆の風味を楽しむことはできます。
- 手軽にエスプレッソ風を楽しむためにおすすめの工夫はありますか?
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マキネッタを使えばマシンで作る程ではないですが、エスプレッソが作れます。
まとめ
- ドリップコーヒーとエスプレッソの違いはコーヒーの濃さとコーヒーオイルにある
- ドリップコーヒーでオイルの抽出をするにはペーパーを使わないドリッパーが必要
- 濃いドリップをするならコーヒー豆を多く使うか湯を減らす
- 安価で買えるマキネッタがおすすめ
以上となります!
もし、エスプレッソらしいコーヒーを抽出したい場合はマキネッタをおすすめさせていただきました。
下の記事も参考にして頂けたらと思います。