- コーヒー豆から出てくる油、コーヒーオイルとは?
- コーヒーオイルまみれでもコーヒーミルに使える?
- コーヒーオイルを楽しむ方法
コーヒー豆を保管していると油でギトギトになってることがありますね。
初めて見ると「これ使えるの?」と思えるくらい油まみれです。
今回は、そんなコーヒー豆から出てくる油、コーヒーオイルについて解説します。
コーヒーオイルを知っておくとコーヒーの楽しみ方を深める一つのきっかけになると思います。
油まみれになったコーヒー豆をコーヒーミルで挽いて良いか気になる方もいると思いますが、大丈夫です!
その理由も解説します!
コーヒー豆から出る油分、コーヒーオイルとは?
コーヒー豆に含まれている油分をコーヒーオイルと言います。
コーヒーオイルはコーヒー豆の保管をしていると豆から出てくることがあります。
また、保管時だけでなくフレンチプレスやエスプレッソなどの抽出方法でもコーヒーオイルを見ることができます。
生豆の場合、コーヒーオイルは15%と結構多かったりします。
15%も含まれてるのにドリップコーヒーで油をあまり見ないのはペーパーフィルターで抽出を防いでるからです。
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保管時に出てくるコーヒーオイルは問題ない?
深煎り豆ほど油まみれになりやすく、焙煎から数日でコーヒー豆が油でコーティングされるほどテカテカになってることがあります。
コーヒー豆の保管方法に問題が無くても自然に出てくるのがコーヒーオイルです。
保管期間が長すぎてもコーヒー豆はゆっくりと油を出してしまうので、保管期間はコーヒー豆で1ヶ月、粉で1〜2週間までに留めておきたいですね。
下記リンクではコーヒー豆の良い保存方法は何かを紹介しています。
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コーヒーオイルが多く出てもコーヒーミルは使える?
私がその一人だったのですが、コーヒーオイルでベトベトになったコーヒー豆をコーヒーミルに使うことに抵抗を感じる方は多いです。
コーヒーミルは決して安い物ではないので気になるのですが、油でコーティングされたコーヒー豆でも問題なく使えます。
コーヒー豆は油っぽくないものでも表面に油が出てきていないだけで内部に油を多く含みます。
なので、油が表面に出ていないくても挽くだけでコーヒーミル内部にはコーヒーオイルが付着します。
コーヒーミルは使ってから1週間で分解掃除することがお勧めです。
油まみれになったコーヒー豆を挽くのは何だか嫌な気がするね。
でも、そもそもコーヒー豆には油があると知ると安心して挽ける!
コーヒーオイルは楽しめる!抽出方法とは?
日本でよく使われるペーパーフィルターを使った抽出方法はコーヒーオイルをあまり抽出しません。
ですが、他の方法だとコーヒーオイルを抽出できて、まったりとした味を楽しめることができます。
その抽出方法を紹介します。
コーヒープレス
コーヒープレスはお湯を注いで一定時間待ってからプレスするだけで簡単に抽出ができます。
コーヒーオイルも含めて成分をそのまま抽出してくれて、誰でも簡単に使えます。
マキネッタ
マキネッタは直火式のエスプレッソメーカーです。
エスプレッソマシンより安価なので買いやすい。
ドリップコーヒーとエスプレッソマシンの中間あたりの濃さで抽出されて、コーヒーオイルも楽しめます。
エスプレッソマシン
エスプレッソマシンで抽出されるコーヒーオイルは乳化しているので白っぽい泡のようになっています。
フワフワとした泡となるので、どの抽出方法よりもコーヒーオイルを楽しめます。
ネルドリップ
ネルドリップはハンドドリップで抽出する方法で、コーヒーオイルも抽出できます。
ペーパーフィルターは使わず布のような物でドリップして使い捨てではないですが、布なので買ったら使う前にノリを落とすために茹でてあげたり、使用後は水に漬けないといけないなど結構手間がかかります。
セラミックフィルター
セラミックフィルターは陶器でできていて、ペーパーフィルターは不要です。
陶器なのにコーヒーのドリップができて不思議な感じがしますが、細かい穴が無数にあり、そこからコーヒーが抽出されます。
こちらもコーヒーオイルの抽出ができます。
ステンレスフィルター
ステンレスフィルターもペーパーフィルター無しで使えてコーヒーオイルを抽出できます。
ステンレスの容器に無数の小さな穴があり、そこからコーヒーを抽出できます。
ネルフィルター、セラミックフィルター、ステンレスフィルターで比較!どれが良い?
上で紹介した3点ですが、それぞれに違いがあり特徴があります。
どれも少々使いやすさにクセがありますが、それも楽しみ方の一つではあります。
ステンレスフィルターは一番抽出される穴の目が荒いのでコーヒー豆の微粉が抽出されやすいですが、その分コーヒーっぽさが強いです。
ネルフィルターは甘味を感じやすいという特徴がありますが、新品はノリをお湯で茹でて落としたり、水に漬けて布に付着したコーヒーオイルが酸化するのを防ぐ必要があり、手入れが必要です。
セラミックフィルターは、浄水器の代わりとして使う人がいるほど目が細かいのでコーヒーはまったりした味わいになりますが、目詰まりしやすいので茹でたり、焼いたりして残ったコーヒー粉を除くといったことを定期的にする必要があります。
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まとめ
- コーヒーオイルはコーヒーの生豆に15%ほど含まれている油分のこと
- オイルまみれになったコーヒー豆にもコーヒーミルは使えるが、どんなコーヒー豆を挽いても使って1週間で掃除するのがおすすめ
- コーヒーオイルを楽しむ方法はマキネッタ、エスプレッソマシン、ネルドリップ、ステンレスフィルター、セラミックフィルターなどがある
以上になりますが、長すぎるコーヒー豆の保管でもコーヒーオイルが出てしまうことがあります。
コーヒーの保管方法については下記の記事をご覧ください。
コーヒーミルの多くは掃除ができます。
愛用するタイムモアC2も分解掃除を週1でやってたりします。
以上となります!