- 韓国で冬でも飲まれるアイスアメリカーノとは
- ドリップコーヒーとの違い
- 韓国のアメリカーノが安くて量が多い理由
韓国のコーヒーはX(Twitter)で度々話題になりますね。
「安い!」「量が多い!」という声が多いですが、一部からは「まずい」なんて言葉もあったりします…。
食文化に違いがあるので、日本と違うのは当たり前なんですけどね。
この記事では韓国のコーヒーについて解説していきます!
低価格で満足できるって最高ですね!
韓国は世界平均の二倍以上コーヒーを飲む国
韓国はカフェが多いだけあって消費量は世界平均の2倍以上だと言われています。
街中でコーヒーを飲み歩きをしてる方は多く、またカフェも日本より圧倒的に多いです。
年間珈琲消費量の世界平均が1人当たり161杯に対して、韓国人の消費量は367杯(2020年統計)と2倍以上飲まれています。ちなみに日本人は280杯だそうです。
https://www.at-s.com/life/article/ats/1325912.html
“オルチュガ”!? 凍って死んでもアイスアメリカーノ? 進化する韓国コーヒー事情
日本は年間280杯が平均値です。
韓国は日本より1.3倍多くコーヒーを飲むということです。
冬でも飲む韓国のアイスアメリカーノとは?
アイスアメリカーノとは濃いエスプレッソコーヒーを氷水で薄めた飲み物です。
エスプレッソは深煎りコーヒー豆を使う事が多いため、韓国のカフェで飲むアイスアメリカーノは酸味が少ないことが多いです。
韓国の冬は日本よりも寒いのですが、冬だとしても韓国ではアイスアメリカーノを飲まれてる方はいます。
冬でもアイスアメリカーノを飲む理由
冬でもアイスアメリカーノが飲まれる理由は人それぞれですが、持ち歩きがしやすかったり、一気に飲みやすいからという理由が多いです。
また、室内が暖かい環境という前提があると冷たくても問題ないというのもあります。
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ドリップしたアイスコーヒーとアイスアメリカーノの違い
冬でも飲まれるアイスアメリカーノですが、ドリップコーヒーのアイスとはどう違うかを解説します。
後にも書きますが、アイスアメリカーノは手間があまりかからないため安く作ることができます。
エスプレッソマシンさえあれば、抽出したエスプレッソに氷水を入れるだけで簡単にアイスアメリカーノが作れます!
韓国のアイスアメリカーノの値段はいくらくらいか
こちらがX(旧Twitter)で話題になったアイスアメリカーノの値段です。
250円でこんなん出てきたらそりゃ日本でコーヒー頼んだら、えっ?てなるわな pic.twitter.com/hkvchHphU5
— 鄭大世 정대세 Chong Tese (@ChongTese9) September 28, 2023
結構大きいサイズのアイスアメリカーノが250円程というのは確かに安いです。
他のカフェの値段は日本円だと大体以下のとおりになります。
- スターバックス: 4500ウォン〜5000ウォン(約450〜500円)
- エンジェル・イン・アス(Angel-in-us): 4000ウォン〜4500ウォン(約400〜450円)
- トゥル・ソム・プレイス(Tous Les Joursのカフェ): 3000ウォン〜4500ウォン(約300〜450円)
- カフェ・ベネ(Caffe Bene): 3500ウォン〜4500ウォン(約350〜450円)
- 個人店:2000ウォン〜3500ウォン(約200〜350円)
最近はチェーン店でも激安アイスアメリカーノが流行ってます!
なぜ韓国のアイスアメリカーノは安い?
様々な理由がありますが、コーヒー豆使用量の少なさや作るのに手間がかからないことが挙げられます。
コーヒー豆使用量が少ない
韓国でコーヒーを飲んだことがある方ならわかると思いますが薄味で麦茶レベルまで薄かったりします。
味が薄いということはコーヒー豆の使用量は少なめですので、原価が安くなるため値段を低めにできます。
韓国では貧しかった時期というのがあり、その時のなごりでコーヒー豆を節約した味が文化になっていたりします。
アメリカのスターバックスとかが入って少し変わってきてるようですけどね。
今は一人当たりGDPで日本は韓国に負けてたりします。
手間があまりかからないので人件費が安く済む
エスプレッソマシンで作られたコーヒーを氷水で薄めるという作り方なのでアイスコーヒーのように手間をかける必要がないです。
マシンとマニュアルさえあれば誰でも簡単に作れます!
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物価が安いから韓国のアイスアメリカーノが安いわけではない
韓国の物価が安いからアイスアメリカーノも安いと思われる方もいらっしゃると思いますが、それは違います。
物価はむしろ日本よりも韓国の方が高かったりします。
物価の高い都市ランキングというものがあり、日本の東京は10位に対して、韓国のソウルは9位です。
(下記参照)
コーヒー以外でもタクシーは韓国の方が安かったりしますね。
韓国の薄いコーヒーはまずい?
日本のコーヒーに慣れている方からすれば物足りない感じがしますが、韓国では飲みやすいということで薄味が定着しています。
日本と味に違いはありますが、食文化に違いがあるのは当然のことです。
日本の常識は世界の常識ではないですからね。
国によって色々違いがあるのは当然です。
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まとめ
- アイスアメリカーノはエスプレッソコーヒーを氷水で薄めたもの
- ドリップコーヒーとの違いはエスプレッソ、ドリップの作り方の違い
- 韓国のアメリカーノが安くて量が多い理由はコーヒー豆の使用量が少ないのと作る手間が少ないので人件費が安いため
韓国に行ったらカフェの多さに驚くと思います!
多いだけあって色々なカフェがありますが、コーヒーが薄いからといって「まずい」なんて思わず、「そういった楽しみ方もあるのか!」と考えて飲んでみてください。
慣れたら韓国のコーヒーも美味しいですよ。