下のリストにあるよつな疑問を持って、このブログにたどり着いた方が多いと思います。
- 焙煎指数って何?
- 焙煎度合いを数値的に調べる方法はないかな?
- 初心者でもわかりやすい焙煎度合いの調べ方はないかな?
私も最初は聞きなれない焙煎指数が何なのかが気になって調べたのを覚えています。
一度焙煎指数について知ると、焙煎に慣れた今でも、とりあえず調べておくようにしています。
数値的な情報を持つと分析に便利ですからね。
特に初心者の方は知っておくことでコーヒー豆の中煎り、深煎りなどの判断がしやすくなると思うので、読んで毎回とりあえずやってみてください!
焙煎指数計算機を作りました!ぜひ、使ってみてください!
焙煎指数とは?
焙煎指数とは焙煎度合いを測る目安の一つで、コーヒーの生豆と焙煎後のコーヒー豆の重量の変化を元に数値化しています。
焙煎指数の計算方法は簡単です。
焙煎前の生豆の重さ÷焙煎後のコーヒー豆=焙煎指数
これだけです。
焙煎が深くなればなるほど、豆の重量は軽くなるので、深煎りほど数値が高くなる仕組みです。
焙煎指数計算機を作りました!ぜひ、使ってみてください!
実際に計算してみる
例えば、本日の焙煎で使った生豆は201グラムでした。
焙煎後の重さは、168グラムでした。
焙煎指数の計算をすると下の通りになります。
- 生豆:201g
- 焙煎後:168g
201÷168=1.196
焙煎指数:1.196
この指数が、どの焙煎度に当たるかは以下の図からわかります。
焙煎指数から見た焙煎度合い
※お店によって違いミディアムローストを浅煎りということもあります
焙煎度 | 焙煎指数 | 色 |
---|---|---|
ライトロースト (浅煎り) | 1.10 | |
シナモンロースト | ||
ミディアムロースト (中煎り) | 1.15 | |
ハイロースト | ||
シティロースト | 1.20 | |
フルシティロースト (深煎り) | ||
フレンチロースト | 1.25 | |
イタリアンロースト |
この焙煎指数の図を目安に焙煎度合いを算出するので、先ほどの1.20であればシティローストということになります。
焙煎指数は高い数字になるほど焙煎が進んだことを表しています。
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焙煎指数は初心者焙煎士なら使うべき
初心者の間は焙煎度合いをはっきりと言い当てることは難しいです。
焙煎指数を使えば、近い焙煎度合いがわかります。
慣れてくると、焙煎を終わらせたときのハゼの状態や色で判別ができるようになります。
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焙煎指数は万能ではないが分析に使える
焙煎指数は重量を元にして計算をしています。
コーヒー豆によっては水分を多く含まれてる場合とそうでない場合で重量が大きく変わってしまう事があります。
その為、誤差は出てくることがありますので、あくまでも目安の一つとして使いましょう。
仮に焙煎が失敗して、見た目深煎りなのに焙煎指数は浅煎りの方を指しているのであれば中心まで火が通ってない証となります。
このように数値と見た目から分析して焙煎が何故失敗したのかを探る事が可能です。
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焙煎指数以外の方法
焙煎度合いは焙煎指数以外でも予測できます。
ハゼからわかる焙煎度合い
焙煎していると1ハゼが聞こえてきて、音が止み、2ハゼが聞こえるようになります。
そこから焙煎度合いを予測しますが、初心者だと1ハゼが止まずに、そのまま2ハゼになったりすることがあります。
1ハゼが始まらず、2ハゼから始まる事もありますので温度調整が重要になってきます。
浅煎り
- 1ハゼ ライトロースト(酸味が強い)
- 1ハゼピーク シナモンロースト(酸味が強い)
- 1ハゼ終わり ミディアムロースト(酸味が強い)
中煎り
- 1ハゼと2ハゼの間 ハイロースト(少し酸味が強い)
- 2ハゼ シティロースト(バランスが良い)
深煎り
- 2ハゼ音のピーク フルシティロースト(少し苦みが強い)
- 2ハゼ終わり イタリアンロースト(苦みが強い)
- 2ハゼ後 フレンチロースト(苦みが強い)
色からわかる焙煎度合い
先ほどの図にも入れてましたが、色で判断することもできます。
光の加減によってはイメージする色と違う場合があるので気を付ける必要があります。
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初心者は焙煎するならフルシティローストを狙うのがオススメ
初心者の方に個人的にオススメな焙煎度合いはフルシティローストです。
焙煎は浅いほど丁寧な焙煎が必要で難易度が高いです。
フルシティローストは深煎りに入ったあたりで初心者でも失敗は少なめです。
また、フルシティローストまで焙煎すると1番目のハゼ、2番目のハゼを聞く経験も積めます。
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まとめ
焙煎指数は、生豆の重量÷焙煎後の重量です。
浅煎りほど数値は低く、深煎りほど高くなります。
ハゼやコーヒー豆の色の具合で焙煎度合いを決める事が多いですが、初心者の内は焙煎指数を調べて数値化しておくと上達しやすいです。
私は初心者ではないですが、今でもよく焙煎指数を計算しています。
あくまでも目安ですが、数値にするとわかりやすいので便利ですね。
焙煎指数の計算機はこちら
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