- 焙煎指数とは何か、計算方法と焙煎度の目安
- 初心者焙煎士になぜ焙煎指数がおすすめなのか
- 焙煎指数以外で焙煎度合いを調べる方法
自分でコーヒー豆を焙煎してみたけれど、焙煎度合いがよくわからない。初心者のうちは、そう感じることが多いと思います。
焙煎度合いは豆の色や香り、ハゼの音などで判断できますが、見極めが難しいものです。
そんなときに役立つのが 「焙煎指数」 です。
この記事では、焙煎指数の基本から計算方法、初心者におすすめの活用法、さらに焙煎指数以外の焙煎度合いの判断方法まで、わかりやすく解説します。
焙煎指数計算機 も用意しましたので、ぜひあなたの焙煎に活かしてください。
たなか焙煎度合いは目安です。
お店や人によって焙煎度合いの考え方は違ってきます。
焙煎指数計算機
焙煎前と焙煎後のコーヒー豆の重さを入力すると、焙煎指数・減量率・焙煎度の目安を自動で計算します。
※焙煎度合いはあくまで目安です。お店や人によって判断基準は異なります。
焙煎指数とは何か?

焙煎指数とは、コーヒー豆の焙煎度合いを数値で把握するための指標です。
焙煎すると、豆の水分が抜けて軽くなります。その軽くなった度合いを、生豆と焙煎後の豆の重さの比で表したものが焙煎指数です。
重さを量るだけで焙煎の進み具合を確認できるので、焙煎に詳しい人が近くにいなくても、大体の目安がわかります。
たなか焙煎度合いを数値化することで焙煎に詳しい人が近くにいなくても、大体の目安がわかります。
便利ですね!
焙煎指数の計算方法
計算式は以下の通りです。
焙煎前の生豆の重さ ÷ 焙煎後の豆の重さ = 焙煎指数
コーヒー豆が深煎りになるほど数値は高くなり、浅煎りほど低くなります。
実際の計算例
焙煎に使用した生豆が 201グラム
焙煎後の豆の重さが 165グラム だったとします。
この場合の焙煎指数は、以下のように計算できます。
- 生豆:201g
- 焙煎後:165g
201÷165=1.218
焙煎指数:1.218
この場合、1.2(シティロースト)と1.225(フルシティロースト)の間なので、シティローストとなります。
ちなみに、重さがどれだけ減ったかを表す「減量率」も、同じ数字から出せます。
減量率=(生豆の重さ − 焙煎後の重さ)÷ 生豆の重さ なので、この例では(201−165)÷201≒17.9%です。
たなか焙煎指数がどの焙煎度合いに当てはまるかは次の表を参考にしてください!
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焙煎指数と焙煎度合いの目安
| 焙煎度 | 焙煎指数 (この値以上) | 減量率の目安 | 色 |
|---|---|---|---|
| ライトロースト (浅煎り) | 1.10 | 約9.1% | ![]() |
| シナモンロースト (浅煎り) | 1.125 | 約11.1% | ![]() |
| ミディアムロースト (中煎り) | 1.15 | 約13.0% | ![]() |
| ハイロースト (中煎り) | 1.175 | 約14.9% | ![]() |
| シティロースト (中深煎り) | 1.20 | 約16.7% | ![]() |
| フルシティロースト (深煎り) | 1.225 | 約18.4% | ![]() |
| フレンチロースト (深煎り) | 1.25 | 約20.0% | ![]() |
| イタリアンロースト (深煎り) | 1.275 | 約21.6% | ![]() |
先ほど計算した焙煎指数は1.218でした。シティローストの1.2以上で、フルシティローストの1.225未満なので、シティローストとなります。
表からわかるように、焙煎指数が低いほど浅煎りで、数値が高いほど深煎りです。
コーヒー豆は深煎りにするほど軽くなり焙煎指数が高くなる理由
コーヒー豆は、深煎りになるほど水分が抜けて軽くなるため、焙煎指数も高くなります。
上の表を見ると、ライトローストで約9%、イタリアンローストで約22%ほど軽くなる計算です。
焙煎指数はこの「水分の抜け具合」に基づいて計算されるため、火力が強すぎたり、逆に弱火で長時間焙煎した場合など、焙煎方法によって数値に影響が出ることもあります。
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初心者焙煎士ほど焙煎指数の計算はおすすめだけど注意点がある

初心者のうちは、コーヒー豆を自分で焙煎しても「どれくらい煎れているのかよく分からない…」ということもあるかもしれません。
経験者なら豆の色やハゼの音から焙煎度合いを判断できますが、最初のうちはなかなかそうはいきませんよね。
そんなときは、焙煎指数をしっかりチェックすることで、客観的に焙煎の進み具合を確認できます。慣れるまでは、この数値を頼りに焙煎のコツをつかんでいきましょう。
毎回の焙煎指数を記録しておくと、「この指数で焙煎したときの味が好みだった」という再現の手がかりにもなります。
たなか僕は焙煎に慣れても焙煎指数の計算は常にしています。
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焙煎指数の数値は絶対に正しいわけではない
焙煎指数は、あくまで「重さの変化」だけをもとにした数値です。そのため、見た目の印象と数値が一致しないこともあります。
たとえば、見た目はしっかり深煎りでも、中まで火が通っておらず生焼け状態だと、水分が十分に抜けていないため、焙煎指数が思ったより低く出ることがあります。
また、生豆に含まれる水分量は銘柄や保管状態でも違うため、同じ焙煎指数でも味わいが少し変わることがあります。
つまり、焙煎指数は「適切に火加減を調整して焙煎できている」ことが前提の指標です。焙煎の精度を高めるには、数値だけでなく見た目や香り、ハゼの音なども合わせて確認することが大切です。
たなか火が強すぎるとコーヒー豆の外だけが焼けてしまいます。
逆に火力が弱いと水分だけ抜けて見た目よりも高い焙煎指数が表示されることもあります。
初心者は焙煎するならフルシティローストを狙うのがオススメ
初心者の方に個人的におすすめしたい焙煎度合いは、フルシティローストです。
この焙煎度なら、1ハゼと2ハゼの違いがつかみやすく、浅煎りよりも焙煎の難易度が低め。はじめてでもチャレンジしやすい焙煎度合いです。
それに、フルシティローストは味わいが親しみやすく、飲み慣れたコーヒーの風味に近づきやすいので、自分の焙煎がどうだったのかを判断しやすいのもポイントです。
焙煎指数でいうと、1.225前後(減量率18%前後)を目安にしてみてください。
たなか浅煎りはコーヒー豆もこだわらないと難しいです。
やたら酸っぱいだけのコーヒーを作ったことがある焙煎士は多いでしょう・・・(笑)
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焙煎指数以外の方法でわかる焙煎度合い

焙煎度合いは焙煎指数以外でも予測できます。
ハゼからわかる焙煎度合い
焙煎していると1ハゼが聞こえてきて、音が止み、2ハゼが聞こえるようになります。
そこから焙煎度合いを予測しますが、初心者だと1ハゼが止まずに、そのまま2ハゼになったりすることがあります。
1ハゼが始まらず、2ハゼから始まる事もありますので温度調整が重要になってきます。
浅煎り
- 1ハゼ ライトロースト(酸味が強い)
- 1ハゼのピーク シナモンロースト(酸味が強い)
中煎り
- 1ハゼ終わり ミディアムロースト(酸味が強い)
- 1ハゼと2ハゼの間 ハイロースト(少し酸味が強い)
中深煎り
- 2ハゼ シティロースト(バランスが良い)
深煎り
- 2ハゼ音のピーク フルシティロースト(少し苦みが強い)
- 2ハゼの終わり頃 フレンチロースト(苦みが強い)
- 2ハゼ終了後 イタリアンロースト(苦みが強い)
ハゼの音で判断する場合も、豆の量や火力によってタイミングが前後するので、あくまで目安として使ってください。
たなか温度調整を失敗すると1ハゼと2ハゼのタイミングがわかりにくい時があります。
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色からわかる焙煎度合い
豆の色でも焙煎度合いを判断することができます。上の指数表にある色の見本が参考になります。
焙煎中のコーヒー豆の色を見てる方って結構いますので、わからなくてもじっくり見て経験を積むのをおすすめします。
たなか僕は色でよく確認してます。
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自宅で焙煎するのにおすすめの物
焙煎するのにおすすめの生豆と鍋です。
コーヒー生豆は松屋珈琲さんが安くておすすめ
僕は松屋珈琲さんで購入しています。
安価ですが品質問題無しです。
焙煎用の鍋
個人的に気に入ってるのが掻き混ぜハンドル付きのポップコーンポッパーです。
本来はポップコーン用ですがコーヒー豆の焙煎でも通用します。
一回の焙煎で生豆250g使ってます。
とりあえず始めたい方は普通のフタ付き鍋がおすすめです。
IHでも焙煎は可能です!

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よくある質問
- 初心者はどのくらいの焙煎指数を目指せばいいですか?
-
1ハゼと2ハゼの違いがつかみやすく、味も親しみやすいフルシティロースト(焙煎指数1.225前後)がおすすめです。慣れてきたら、好みの味になったときの焙煎指数を記録して、その数値を目標にすると再現しやすくなります。
- 焙煎後の豆はいつ量ればいいですか?
-
焙煎直後は豆が熱く扱いづらいので、しっかり冷ましてから量ると数値が安定します。毎回同じタイミングで量るようにすると、焙煎ごとの比較もしやすくなります。
- 見た目と焙煎指数が合わないときはどうすればいいですか?
-
火力が強すぎて外側だけ焼けていたり、反対に弱火で水分だけ抜けていたりすると、見た目と数値がずれることがあります。数値だけで判断せず、ハゼの音・色・香りも合わせて確認し、次回の火加減を調整してみてください。
- 焙煎指数だけで焙煎度合いを判断しても大丈夫ですか?
-
あくまで目安として使うのがおすすめです。焙煎度合いの呼び方や基準はお店や人によっても異なるため、ハゼや色などほかの確認方法と組み合わせると、より正確に判断できます。
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まとめ
- 焙煎指数は「生豆の重量÷焙煎後の重量」の数値のことで、算出した数値で焙煎度がわかる
- 初心者の間は焙煎後の豆を見ても焙煎度合いがわからない場合もあるので焙煎指数は使うべき
- 焙煎指数は火力や生焼けの影響を受けるので、あくまで目安として使う
- 焙煎指数以外にもハゼの音や見た目で焙煎度合いを判断することができる

記事の上側に焙煎計算機を設置してますので、ぜひ使ってみてください!









