- 浸漬式ドリッパーの特徴
- 浸漬式ドリッパーの使い方
- 浸漬式ドリッパーの小技
浸漬式ドリッパーは雑味の少ないコーヒーが作れるという魅力があります!
セットしたらお湯を注いで待つだけという簡単さもおすすめポイントです。
今回は、そんな浸漬式ドリッパーについて紹介させていただきます!
浸漬式の特徴や美味しくする小技もありますので、ぜひ試してみてほしです!
コーヒーメーカー感覚で使えます!
浸漬式ドリッパーとは?
浸漬式ドリッパーは、コーヒーの粉をお湯に浸して抽出するドリッパーのことです。
他のドリッパーと違ってスイッチがあり、お湯をドリッパー内に溜めてコーヒーの粉を漬け込んで抽出する仕組みです。
詳しい使い方は下の「基本的な浸漬式ドリッパーの使い方」をご覧ください。
浸漬式ドリッパーで使うペーパーフィルターは?
V60のペーパーフィルター02が最適なサイズです。
小さいサイズの01を使うとコーヒー豆も一緒に注がれてしまうので必ず02の1~4杯用ペーパーフィルターを使いましょう。
浸漬式ドリッパーの付属で付いてるペーパーフィルターも02サイズです!
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基本的な浸漬式ドリッパーの使い方
まず準備するものですが、以下の物を使える状態でそろえましょう。
・300cc以上が入るサーバー
・浸漬式ドリッパー
・ペーパーフィルター
・コーヒーの粉20g(中細挽き)
・お湯240cc以上(深煎りは85℃、浅煎りは92℃あたりがオススメ)
上にあるハリオの浸漬式ドリッパーとフィルターを使います。
コーヒー豆は中細引き20gを用意しましょう
お湯は240cc以上で必要です。
温度は深煎り85℃、浅煎り92℃あたりがオススメです。
以下にステップを書いていきます。
お湯が溜まることができる方向にスイッチを入れましょう。
ドリッパー内のステンレスボールが沈めばOKです。
※ケトルは何でもOKで一気に注いで問題ないです
コクをより出したい場合はスプーンで数回かき混ぜる撹拌をすることが1分後にするのがオススメです。
最後まで落とし切らない方が美味しいです。
スペシャルティコーヒーは落とし切っても美味しいです。
以上になります。
ハンドドリップよりかなり簡単です!
Instagramで動画を作成したので、よければ見てください。
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浸漬式ドリッパーはどんな味になる?
使い方を覚えたら特別な技術は必要ないので安定した美味しいコーヒーが淹れられます。
ですが、普通のハンドドリップとは違う点もあるので、その紹介をします。
成分をそのまま抽出してくれる
ハンドドリップは美味しい成分だけを多く抽出することができるのに対して、浸漬式は成分をそのまま抽出してくれます。
そのため、品質の悪いコーヒー豆は雑味成分もそのまま抽出されやすいという欠点があります。
スーパーで売ってる安いコーヒー豆でも美味しく淹れられます!
通常の使い方だと味が少し薄め
浸漬式ドリッパーを使うと薄めに抽出されるので人によっては物足りなさを感じるかもしれません。
もし、もっとコクを出したいと思ったら抽出中にスプーンで軽く混ぜるといいでしょう。
下の「浸漬式ドリッパーの美味しくする小技」に詳しく書いてます。
これは好みが別れます!
通常の使い方が良いと言う方もいます。
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浸漬式ドリッパーを使うメリット・デメリット
まずはメリットをご紹介します。
- 忙しい日でもサッとできる
- 豆の美味しさがそのまま出る
- テクニックは不要
- 誰でも安定した抽出が出しやすい
忙しい時間は浸漬式ドリッパーを使うカフェ店員やオーナーの方は多くSNSで見かけることがあります。
では、次はデメリットです。
- ハンドドリップのプロの味には勝てない
- 豆の品質が悪ければ雑味が多く出る
- 少し冷めてしまう(70℃ほど)
デメリットは以上になりますが、少し冷めても良い、そこそこ良質な豆が用意できるのであれば試す価値はあります!
ハンドドリッププロの味を100点とすると、浸漬式は80点以上の合格点以上の味だと僕は思ってます。
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浸漬式ドリッパーの美味しくする小技
こちらでは通常とは少し違う浸漬式ドリッパーをご紹介します。
スプーンでステア(撹拌)
先程も紹介しましたが、お湯を注いで1分後にスプーンでかき混ぜてあげることでコクを出します。
浸漬式ドリッパーを使って薄いと思ったらやってみましょう。
僕は撹拌有り無しのどちらも好きなので気分でやってます。
蒸らしをする
通常のハンドドリップと全く同じ蒸らしをしてからお湯を240ccを注ぐことでコクがしっかり出やすくなります。
20gのコーヒー豆を使う場合、40g分のお湯を注いでから30秒待つと良いです。
とにかくコクを出したい方向けです!
シナモンの粉も入れてみる
ハンドドリップにもある方法ですが、シナモンコーヒーにすることもできます。
シナモンの粉を1-1.5gほどお湯を注ぐ前から入れておくと体が温まりやすいコーヒーになります。
浸漬式じゃなくてもできるので、安いコーヒーでたまにやってます。
お湯を280-300gまで注ぐ
本来240ccまでですが、私は2人で飲むということもあり、ギリギリまでお湯を注いでます。
濃さが気にならなければ私はOKだと思いますが、こぼさないよう気をつけましょう。
240ccだと正直2人で飲むには少ない…。
節約したい方向けです。
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浸漬式ドリッパーのよくある質問
- 浸漬式ドリッパーとは何ですか?
-
浸漬式ドリッパーはコーヒー粉を一定時間お湯に浸すことで抽出を行う器具です。一般的なハンドドリップとは異なり、一定時間お湯とコーヒー粉が直接接触しているため、均一で深みのある味わいが得られるのが特徴です。
- 浸漬式ドリッパーと通常のドリップの違いは何ですか?
-
通常のドリップはお湯をコーヒー粉に少しずつ注ぎ、重力で抽出します。一方、浸漬式は全体をお湯に浸してから抽出します。浸漬式はマイルドでバランスの取れた味わいが特徴的です。
- 浸漬式ドリッパーの使い方を教えてください
-
基本的な手順は以下の通りです:
- コーヒー粉をドリッパーにセットします。
- お湯を適量注ぎ、コーヒー粉がしっかり浸るようにします。
- 規定時間(通常2〜4分)浸け置きます。
- ドリッパーをカップにセットして抽出します。
より詳しくはこちら
- 浸漬式ドリッパーに適切な挽き目はどれくらいですか?
-
通常のドリッパーと同じ中細挽きで良いです。
- 浸漬式ドリッパーはどのくらいの抽出時間?
-
ハリオスイッチ360の場合は通常2分で良いですが製品によって違います。
- 浸漬式ドリッパーのメリットデメリットは?
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メリット
- 抽出が簡単で失敗が少ない
- 味が安定しやすい
- 浸漬式独特のまろやかな味わい
デメリット
- 少し時間がかかる
- 使用後の掃除が面倒に感じる場合がある
- 浸漬式ドリッパーはペーパーフィルターは必要ですか?
-
ハリオスイッチ360の場合は必要ですが、製品によってメッシュフィルターを使うことがあります。
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まとめ【浸漬式ドリッパー】
- 浸漬式ドリッパーは簡単に使えるコーヒー道具
- 浸漬式ドリッパーは2分間コーヒーの粉をお湯で浸して抽出してからスイッチで切り替えてサーバーに流す
- 浸漬式ドリッパーの小技はステア、蒸らし等で、コクを出すことができる
ハンドドリップが難しいと感じた方でも使いやすいです。
もし、ハンドドリップに挑戦したい方は下の記事をご覧ください。
小技に出てきた「蒸らし」についてより詳しい情報は以下にまとめてます。