- 2杯分・3杯分・4杯分…と複数杯を淹れる時のコーヒー豆とお湯の量(早見表つき)
- 2〜3杯分、5〜6杯分のハンドドリップの淹れ方
- 10人分を淹れるならどうするか
普段は1人分だけコーヒーを淹れていると、急に複数人分となったときに「どうしよう…」と焦ってしまうこと、ありますよね。
僕自身、お正月に8人分を一気に淹れることになって大慌てした経験があります。
先に結論をお伝えすると、複数杯を淹れる時の目安は次の2つだけです。
- コーヒー豆:1杯目は10g、2杯目以降は1杯につき8gずつ足す
- お湯:150cc × 杯数
この記事では、複数人分のコーヒーをスムーズに、そして美味しく淹れるためのコツを、早見表と実際の注ぎ方つきでご紹介します!
たなかよく見るレシピは1杯分の作り方で、複数人分はどうやって淹れるのか初心者の頃は悩んだね。
【早見表】複数杯のハンドドリップ コーヒー豆量と湯量の目安

人やお店によって違いがありますが、基本的なコーヒー豆と湯量の配分は以下を参考にしましょう。
| 杯数 | コーヒー豆 | お湯 |
|---|---|---|
| 1杯分 | 10g | 150cc |
| 2杯分 | 18g | 300cc |
| 3杯分 | 26g | 450cc |
| 4杯分 | 34g | 600cc |
| 5杯分 | 42g | 750cc |
| 6杯分 | 50g | 900cc |
| 10杯分 | 82g | 1500cc |
1杯分のコーヒー豆10gに対して、お湯150ccを使う場合のレシピです。
豆とお湯の計算方法
2杯目を淹れる際は、1杯分の豆の80%(=8g)を追加します。
3杯目ではさらに8gを追加するというイメージです。
お湯の量は「杯数 × 150cc」で計算します。
たとえば3杯なら、150cc × 3 = 450ccのお湯を使います。
なお、コーヒー豆はお湯を吸うため、出来上がりの量は注いだお湯より少なくなります。
150ccのお湯を注いでも、カップに入るのは130cc前後が目安です。
2杯目から追加するコーヒー豆の量を減らすのはコーヒーが濃くなりすぎるため
ドリップコーヒーは使う湯量が増えるにつれて抽出時間が長くなり、コーヒー成分の抽出量が増えます。
そのため、豆を杯数ぶん単純に増やすと濃すぎたり、雑味が出やすくなったりします。
濃さや抽出時間を調整するために、追加する豆の量は1杯分の80%としています。
1杯分よりも2〜3杯分の方がしっかり抽出できて美味しい
1杯分は抽出時間が短いため、十分に抽出する前にドリップが終わってしまいがちです。
1杯分が薄いと感じる方は、使う豆を増やすか、縦長ドリッパーを使ってしっかり抽出することをおすすめします。
たなか縦長ドリッパーは専用のフィルターが必要です。
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2杯分・3杯分の基本的なハンドドリップコーヒーレシピ

僕もよくやるシンプルな淹れ方です。
考え方は、豆の量をもとに蒸らしをして、残りのお湯を3回に分けて注ぐというものです。
スケールで重さをしっかり測りながらやっていきましょう。
2杯分のシンプルな淹れ方
コーヒー豆18gとお湯300ccを使います。
注ぎ終わりから25秒待ちます。
※スケールで量る重さで湯量を調べるのでグラム表記にしています。
500円玉を描くようにゆっくりと注ぎ、ドリッパーから落ちるコーヒーがポタポタし始めるのを待ちます。
ステップ2と同じようにします。
ドリッパーから落ちるコーヒーがポタポタし始めたら抽出終了です。
たなか僕がよくやる基本的な淹れ方です。
3杯分のシンプルな淹れ方
コーヒー豆26gとお湯450ccを使います。
注ぎ終わりから25秒待ちます。
500円玉を描くようにゆっくりと注ぎ、ドリッパーから落ちるコーヒーがポタポタし始めるのを待ちます。
ステップ2と同じようにします。
ドリッパーから落ちるコーヒーがポタポタし始めたら抽出終了です。
※スペシャルティコーヒーは落ち切るまで待ちます。
4杯分は「蒸らし+3回注ぎ」でOK
4杯分は豆34gとお湯600ccです。
蒸らしに70gを注いだあと、合計が250g → 430g → 600gになるように3回に分けて注ぎます。
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5杯分・6杯分など少し多めの場合のコーヒー豆量と湯量は?
来客が急に増えたときなど、5〜6人分をまとめて淹れたいシーンもありますよね。
基本的な考え方は2〜4杯分と同じで、2杯目以降は1杯分の豆量(10g)の80%(=8g)ずつ追加し、お湯は「杯数 × 150cc」で計算します。
| 杯数 | コーヒー豆 | お湯 |
|---|---|---|
| 5杯分 | 42g | 750cc |
| 6杯分 | 50g | 900cc |
たなか豆の量が増えるほど、電子スケールでの計量が大事になってきます。
5〜6人分は「注ぐ回数を増やす」のがコツ
湯量が増えるほど抽出時間が延びて、雑味が出やすくなります。
5〜6人分のような多めの量では、1回に注ぐお湯の量を増やしすぎず、注ぐ回数を3〜4回に分けることで、抽出のムラや雑味を抑えやすくなります。
5杯分なら約85g、6杯分なら約100gのお湯を注ぎ、注ぎ終わりから30秒ほど待ちます。
※スケールで量る重さで湯量を調べるのでグラム表記にしています。
500円玉を描くようにゆっくりと注ぎ、ドリッパーから落ちるコーヒーがポタポタし始めたら次を注ぐ、を繰り返します。
5杯分の例:85g → 250g → 415g → 580g → 750g
6杯分の例:100g → 300g → 500g → 700g → 900g
お湯の合計が750g(5杯分)/900g(6杯分)に達したら、ドリッパーを外します。
6杯を超えるあたりから抽出のムラが出やすくなるため、7人分以上になる場合は次の「10人分」の淹れ方を参考にしてください。
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10人分をドリップで淹れるならどうする?

10人分を淹れる機会はあまり無いですが、もし作るなら全員にできるだけ同時に提供したいですよね。
10杯分の目安は、コーヒー豆82g、お湯1500ccです。
ただ、1つのドリッパーで一気に淹れると抽出時間が長くなり雑味が出やすいので、僕が考える方法は以下の4つです。
- ハンドドリップのセットを複数用意してまとめて淹れる方法
- 何度も1つのコーヒーサーバーに抽出する方法
- 10〜12人用ドリッパーを使う方法
- 濃いめに淹れてお湯で割る方法
ハンドドリップのセットを複数用意してまとめて淹れる方法
10人分なら、3セット用意しておけば問題なく淹れられます。
1セットあたり3〜4杯分(豆26〜34g)に分ければ、先ほどの淹れ方がそのまま使えます。
それぞれのセットには注いでからの待機時間があるので、その間に別のセットを注いでいく方法が効率的です。
慌てずにマイペースで進めていけば、意外とうまくいきますよ。
何度も1つのコーヒーサーバーに抽出する方法
大きめのコーヒーサーバーを用意して、何度もドリップする方法もあります。
時間はかかりますが、いつものペースでゆっくりと淹れることができるので、慌てずに楽しめます。
ただし、コーヒーが冷めてしまうので、事前にコーヒーサーバーをお湯で洗って温めておくと、温かいコーヒーが長持ちしますよ。
また、抽出の前半と後半で濃さが変わりやすいため、注ぐ前に軽く混ぜてからカップに分けるのがおすすめです。
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10〜12人用ドリッパーを使う方法
12人分を一度に淹れることができるドリッパーもあります。
台形タイプのドリッパーは味が安定しやすいですが、抽出時間が長くなるため、どうしても雑味が出やすくなります。
抽出時間を短縮する工夫をして、10杯用ドリッパーで美味しく淹れられる方もいるかもしれません。
ただ、大人数分を頻繁に淹れるわけではないので、2〜3杯分を繰り返し練習するほうが、満足できる味を出しやすくなりますよ。
濃いめに淹れてお湯で割る方法
豆の量はそのままに、ドリップするお湯を少なめにして濃いめのコーヒーを作り、あとから別に沸かしたお湯で割る方法です。
抽出するお湯が少なくなる分、抽出時間が短くなって雑味が出にくいのがメリットです。
ただ、味わいが少し変わるので、本番前に1度試しておくと安心です。
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複数杯のドリップでよくある失敗と対処法
- 苦い・雑味が出る:1回に注ぐお湯が多すぎないか、抽出に時間をかけすぎていないかを確認する
- 薄い:豆の量を「1杯につき10g」で増やしていないか確認する(2杯目以降は8gずつでOK)
- ぬるい:サーバーとカップを先にお湯で温めておく
- 杯数分の量が取れない:豆がお湯を吸うため、出来上がりは注いだ量より少なくなる(1杯あたり130cc前後)
複数杯のハンドドリップに関するよくある質問
- 2杯分のコーヒー豆は何gですか?
-
目安は18gで、お湯は300ccです。1杯目に10g、2杯目に1杯分の80%にあたる8gを足した量です。
- 1杯分の豆を単純に2倍(20g)にしてもいいですか?
-
淹れること自体はできますが、湯量が増えて抽出時間が長くなる分、濃くなりすぎたり雑味が出やすくなったりします。まずは18gで淹れて、お好みで調整してみてください。
- 蒸らしのお湯はどれくらい注げばいいですか?
-
コーヒー豆の約2倍の重さが目安です。たとえば豆18gなら40g前後、豆50gなら100g前後を注いで、25〜30秒ほど待ちます。
- 10人分のコーヒー豆は何g必要ですか?
-
目安は82gで、お湯は1500ccです。ただし1つのドリッパーで一度に淹れると雑味が出やすいため、3セットに分けるか、何度かに分けて淹れるのがおすすめです。
- 複数杯を淹れた時、コーヒーが冷めないようにするには?
-
淹れる前にサーバーとカップをお湯で温めておくのが効果的です。何度かに分けて淹れる場合は、保温できる容器に移しておくと温かさが長持ちします。
まとめ
- 複数杯を淹れる時のコーヒー豆は、1杯目10g+2杯目以降は1杯につき8gずつ追加し、お湯は150cc×杯数を使う
- 2〜3杯分は、豆の約2倍のお湯で蒸らしてから、残りを3回に分けて注ぐ。5〜6杯分は注ぐ回数を3〜4回に増やす
- 10人分は、ドリップのセットを複数用意する、大きいサーバーに何度も注ぐ、大型ドリッパーを使う、濃いめに淹れて割る、などの方法がある
今回は、複数杯分をどう淹れるかについてご紹介しました!
ハンドドリップ初心者だった頃、僕も色々調べながら試行錯誤していたのを覚えています(笑)。
もし「そもそも基本がわからない!」という方がいれば、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。

他にもハンドドリップに関する情報は色々記事にしてますのでご覧ください。


