- 複数杯を淹れる時のコーヒー豆やお湯の量
- 2~3杯分の淹れ方
- 10人分を淹れるならどうするか
普段は1人分を作るという方は、急に複数人分を作るとなると慣れてなければ焦りますよね。
僕は正月に8人分を淹れるのに焦った覚えがあります(笑)
今回は複数人数分をどうやって淹れるのが良いかを紹介します。
![](https://tanakacoffeelab.com/wp-content/uploads/2024/05/cropped-easy-peasy_n95xL4VXke-150x150.png)
よく見るレシピは一杯分の作り方で複数人分はどうやって淹れるのか初心者の頃は悩んだね。
2杯分3杯分など複数人分の場合のハンドドリップコーヒー豆量と湯量は?
![2杯分3杯分など複数人分の場合のハンドドリップコーヒー豆量と湯量は?](https://tanakacoffeelab.com/wp-content/uploads/2023/06/26692750_m-1024x683.jpg)
僕のお勧めは、2杯目以降のコーヒー豆量を1杯目の+80%で増やして、湯量は人数分倍に増やす方法です。
下の図が人数分の例です。
コーヒー分量目安(1杯に使う湯150cc) | |||
1杯分 豆10g 湯150cc | 2杯分 豆18g 湯300cc | 3杯分 豆26g 湯450cc | 4杯分 豆34g 湯600cc |
こちらは1杯分のコーヒー豆10gに対して湯を150ccを使う場合です。
2杯目はコーヒー豆+80%ということで8gを追加しています。
3杯目は2杯目に+8gをさらに追加しています。
湯量は何杯分×150ccという計算です。
2杯目からコーヒー豆を減らすのはコーヒーが濃すぎるため
ドリップコーヒーは使う湯量が増えるにつれて抽出時間が長くなり、コーヒー成分の抽出量が増えます。
濃さや抽出時間を調整する意味でコーヒー豆の量を減お勧めできない
1杯分よりも2~3杯分の方がしっかり抽出できて美味しい
1杯分は抽出時間が短すぎるために充分に抽出する前にドリップが終わってしまいます。
その場合は1杯用ドリッパーを使うと美味しく淹れられます。
4杯分以上をまとめて作るのはあまりオススメできない
抽出時間が長くなるほどコーヒー豆の雑味まで抽出されやすくなります。
クオリティを求めるなら一度に作るのは2~3人分あたりに抑えた方が良いです。
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2杯分3杯分の基本的なハンドドリップコーヒーレシピ
![2杯分3杯分の基本的なハンドドリップコーヒーレシピ](https://tanakacoffeelab.com/wp-content/uploads/2023/11/PXL_20231023_230434098-1024x576.jpg)
僕もよくやるシンプルな淹れ方です。
考え方としては豆の量×杯数で蒸らしをして、残りのお湯を3回に分けて淹れるというものです。
2杯分のシンプルな淹れ方
コーヒー豆18gとお湯300cc以上を使います。
スケールで重さしっかり測りながらやっていきましょう。
注ぎ終わりから25秒待ちます。
500円玉を描くようにゆっくりと注いでドリッパーから落ちるコーヒーがポタポタし始めるのを待つ。
ステップ2と同じようにする。
ドリッパーから落ちるコーヒーがポタポタし始めたら抽出終了
※スペシャルティコーヒーは落ち切るまで待つ
3杯分のシンプルな淹れ方
コーヒー豆26gとお湯450cc以上を使います。
注ぎ終わりから25秒待ちます。
500円玉を描くようにゆっくりと注いでドリッパーから落ちるコーヒーがポタポタし始めるのを待つ。
ステップ2と同じようにする。
ドリッパーから落ちるコーヒーがポタポタし始めたら抽出終了
※スペシャルティコーヒーは落ち切るまで待つ
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10人分をドリップで淹れるならどうする?
![ハンドドリップコーヒー二杯分・三杯分それ以上の入れ方。10人分は?コーヒー豆や湯量は?](https://tanakacoffeelab.com/wp-content/uploads/2024/01/5096631_s.jpg)
10人分を淹れる機会はあまり無いですが、もし作るなら10人分のカップを同時で提供したいですよね。
僕が考えられる方法は以下の3点です。
- ハンドドリップのセットを複数用意してまとめて淹れる方法
- 何度も一つのコーヒーサーバーに抽出する方法
- 10~12人用ドリッパーを使う方法
ハンドドリップのセットを複数用意してまとめて淹れる方法
10人分なら3セット用意しておけばできます。
それぞれ、注いでからの待機時間があるので、その間に別のセットに注いでいく方法です。
慌てずマイペースにやってると案外うまくできます。
何度も一つのコーヒーサーバーに抽出する方法
大き目なコーヒーサーバーを用意して、そこに何度もドリップする方法です。
時間はかかってしまいますがいつものペースで淹れることができます。
コーヒーが冷めてしまうので、コーヒーサーバーはお湯で洗って温めておくと良いです。
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10~12人用ドリッパーを使う方法
12人分を一気に淹れるドリッパーがあったりします。
台形タイプのドリッパーで味は安定しやすいですが、やはり抽出時間が長くなり雑味が多く出やすくなります。
それでも抽出時間を縮める工夫をして10杯ドリッパーで美味しく淹れられる方もいるかもしれませんが、稀にしか大人数分を淹れないのであれば2~3杯の練習をした方が満足できる味にしやすいです。
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まとめ
- 複数杯を淹れる時のコーヒー豆は2杯目からは1杯目の80%を追加していって、お湯は1杯分×淹れる杯数を使う
- 2~3杯分の淹れ方はシンプルに1杯分を作る時に使う湯量を杯数分倍にする
- 10人分を淹れるならドリップに使うセットを複数用意しておくか、大きいコーヒーサーバーに何度も注ぐ、大量に作れるドリッパーを使ってみるなどがある
今回は複数杯分をどう淹れるかについて書かせていただきました!
ハンドドリップ初心者だった自分もわからず色々調べたのを覚えてます(笑)
そもそも、基本がわからないんだー!という方は下の記事をおすすめします。
![](https://tanakacoffeelab.com/wp-content/uploads/2023/06/23-09-16-17-13-53-838_deco.jpg)
他にもハンドドリップに関する情報は色々記事にしてますのでご覧ください。
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