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コーヒー豆の手網焙煎の仕方!適切な時間や火力や焙煎後にするべきことを紹介!

【家で簡単】手網焙煎のやり方!自家焙煎でコーヒー豆の甘みを出すには?

初めての焙煎は不安だらけでなかなか手を出しにくいですよね。

  • 初心者でも手網焙煎はできる?
  • 自宅で手網焙煎できる?
  • 生豆はどこで買える?

上記のような疑問がある方もいらっしゃると思いますが、初心者でも自宅で焙煎することは可能です。

私が初めて焙煎した頃は不安になりながら挑戦してました。できたコーヒー豆が思いのほか美味しかったのを覚えています。

料理経験がある人なら、やってみると意外とできてしまう方多いかと思います。

生豆は当然ですが焙煎後のコーヒー豆より安く売られているので、ぜひやってみてください。

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目次

手網焙煎の特徴とは?

手網焙煎のやり方!自宅でコーヒー豆の甘みを出すには?

手網焙煎は網を手で持って焙煎する方法です。

全体に火を通すためにしっかり網を振るので、画像のような豆を網の中に入れられるタイプの物を使います。

直火で作るコーヒー豆はまた一味違うので楽しいですよ。

手鍋焙煎のメリット・デメリット

自宅で簡単にできる焙煎方法は鍋、網、手回し焙煎など色々あります。

それぞれに良さ悪さがあり、網だからこそのメリット、デメリットがあります。

網で焙煎するメリット

  • 直火なので温度が伝わりやすく、やり方次第では鍋でやるよりもガス代の節約になる。
  • コーヒー豆の爆ぜる音が効きやすい。
  • キャンプで活躍する。

直火焙煎が楽しめるのが一番の利点で、人によっては薫り高くなりやすいと言う方もいます。

手鍋でやる方法は半熱風焙煎といわれ、その違いを楽しんでみるのもいいですね。

網で焙煎するデメリット

  • チャフがコンロに落ちる。
  • 手を振り続ける必要がある。
  • 直で火が当たりすぎると、すぐ焦げる。
  • 専用の網が必要

掃除がとにかく大変ですので、最悪、一緒に住んでるパートナーに怒られるなんてこともあったりなかったり・・・。

生豆を水で洗ってからチャフが減るという対策方法をされてる方もいます。

私はコンロで手網焙煎をやる前にコンロについた油分を拭き取ります。

油分が無くなると焙煎後は掃除機で軽く吸うだけで結構綺麗になるのが良いです。

手網焙煎をするのに必要な物

手網焙煎をするには必要な物は以下の通りです。

  • コーヒーの生豆
  • 豆煎器(網)
  • 高温使用ができるコンロ
  • ザル または コーヒー豆が落ちない網

コーヒーの生豆

ネット販売で一般の人でも安く仕入れることができます。

Amazonや楽天で売られてます。

松屋コーヒーのサイトで安く買うこともできますし、近くの焙煎所で売ってることもあります。

豆煎器(網)

手網焙煎で使う網は強く振っても豆がこぼれないタイプの物が理想です。

上の画像は私が使ってる網です。

しっかり網と網で挟んでいるのでコーヒー豆を横に振っても落ちないです。

コーヒー豆の皮であるチャフは焙煎時に剥がれますが、網目から落ちていきます。

コーヒー豆だけでなく、ポップコーンや銀杏でも使えるのは便利です。

コンロ(高温OK)

最近のコンロは安全装置がついているため、手網焙煎中に消されたり弱火にされてしまいます。

私が使うキッチンにあるコンロは安全装置がついていますが、高温モードにすることで手網焙煎終わりまで安定した火力が出せます。

キッチンを汚したくなかったり、手網焙煎終わりまで使えない場合はカセットコンロを使うのも良いです。

バット、トレイ、網など

手網焙煎後の熱を持った豆を冷やすのに使う網が必要です。

無印の物がお勧めです。

手網焙煎の準備と実践

手網焙煎したコーヒー豆

ステップに分けて書いていきます。

実際に始めるのは4ステップからです。

STEP
豆の用意

まず最初に焙煎するコーヒー豆を150グラム用意しましょう。

200も可能なのですが、難易度が高まります。

豆に虫食いの穴があったり、変形、変色があるものは除きます。

STEP
豆煎器に入れる

コーヒー豆を入れたら、いよいよ焙煎開始です!

STEP
弱火の上で豆煎器を振り続ける

火は1cm上に出る程度の弱火でOKです。

その火の上2cmほど上あたりで豆煎器を横振りします。

STEP
1ハゼが聞こえてくる(開始10分後あたり)

優しいパチパチ音が聞こえたら1ハゼです。

焙煎を続けることで音がしなくなります。

※温度が弱すぎると1ハゼは聞こえない場合があります。

STEP
2ハゼが聞こえてくる(開始12分後あたり)

大きなパチパチ音が聞こえたら2ハゼです。

ここで焙煎を終了するとシティーロースト

20秒後あたりに終了するとフルシティローストに近い出来上がりです。

STEP
終了時はバットや網に入れて冷ます

熱を持っている間は焙煎が進みます。

うちわで扇ぐか、バットを揺らして一気に冷ましましょう。

・・・このような流れとなります。

1ハゼと2ハゼは慣れてない内は聞こえない可能性があります。

焙煎前に理想のコーヒー豆の色をイメージしておきましょう。

ハゼが聞こえない場合は見た目で判断するのが一番です。

焙煎度合いの判断方法

焙煎度合いはお店によってバラバラなのですが、参考になる度合いをご紹介します。

1ハゼは小さめかパチパチ音、2ハゼはその後の激しいパチパチ音です。

浅煎り

  • 1ハゼ ライトロースト(酸味が強い)
  • 1ハゼピーク シナモンロースト(酸味が強い)
  • 1ハゼ終わり ミディアムロースト(酸味が強い)

中煎り

  • 1ハゼと2ハゼの間 ハイロースト(少し酸味が強い)
  • 2ハゼ シティロースト(バランスが良い)

深煎り

  • 2ハゼ音のピーク フルシティロースト(少し苦みが強い)
  • 2ハゼ終わり イタリアンロースト(苦みが強い)
  • 2ハゼ後 フレンチロースト(苦みが強い)

手網焙煎で甘みの出し方

これはどの焙煎方法でも言える事ですが、あまり火力を上げすぎずゆっくり焙煎すると甘みが出やすいです。

低すぎても良くないですが、焙煎終了時間20分近くまで長くなると甘みを残せていたりします。

また、コーヒー豆の品質も大きく影響してきますので、スペシャルティコーヒーと呼ばれる物は特に美味しい甘みが出やすいです。

焙煎度についても少し浅い方が良いでしょう。

まとめ

手網焙煎は網を使った直火焙煎です。

鍋を使った手鍋焙煎と違って蓋を開けるという動作もなくシンプルなのが良いですね。

コーヒー豆の焙煎後は深煎りにするほどコーヒーオイルが出ることがあります。詳しくはこちら

もし、焙煎した豆が酸っぱい場合は煎りが浅い、中まで焙煎できてない場合があります。

他の酸っぱくなる原因は、こちらの記事に載せてます。

【家で簡単】手網焙煎のやり方!自家焙煎でコーヒー豆の甘みを出すには?

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