- 酸化からくる美味しくない酸味がある
- 焙煎や淹れ方で酸味が変わる
- 高級コーヒー豆は美味しい酸味系が多い
ただただ酸っぱいだけのコーヒーって飲むと不快な気分になるほど美味しくないですよね。
今回は不快な酸っぱさの原因と抑え方を紹介していきます。
酸っぱいコーヒーになってしまう原因はいくつもあるので、一つ一つを気をつけることで改善されるのではと思います。
酸味が美味しいフルーツのような爽やかなコーヒーもありますが、美味しくない酸味は避けたいですよね。
賞味期限が切れたコーヒーの酸味とかまずいよね…。
様々な理由から酸っぱいコーヒーができてる
様々な原因で酸っぱいコーヒーができます。大きく分けて「まずい酸味」と「美味しい酸味」の2種類があります。
まずい酸っぱいコーヒーとは
まずい酸味は酸化が原因の場合が多いです。
酸化とは、空気中の酸素が物質と結びついて酸化物にすることを言います。
コーヒー豆が酸化すると美味しくない酸っぱいコーヒーができてしまい、劣化した味になります。
不快な気分になる酸っぱいコーヒーは不味いですよね。
美味しい酸味のあるコーヒーとは
美味しい酸味のあるコーヒーは不快感が無いのが特徴です。フルーツっぽさがある爽やかな味わいが多いです。
酸味が多いコーヒー豆の代表例はエチオピア、タンザニアなどの国で栽培された物です。
高品質な物が多く高価格になりがちです。
良質なスペシャルティコーヒーはフルーティーだったりクリーミーだったり、幸福感を感じるレベルの酸味が楽しめます!
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酸化が原因の美味しくない酸っぱいコーヒーについて
ただただ酸っぱい酸化したコーヒーは飲んでていい気分にはならないです。まずいので…。
まずい酸味ができる原因は保存状態にあります。
保存状態の悪さから来る酸味
保存状態が悪いとコーヒー豆は酸化が進みやすくなります。
酸化の原因は空気に触れやすい保管、賞味期限を過ぎた保管などがあります。
密封した保管、光に触れない場所に置く、コーヒー豆なら1ヶ月以内、粉は1~2週間粉以内に消費すると良いでしょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
酸化したコーヒー豆はどうやっても美味しくならないです。
コーヒー豆は油分を多く含み、その油が酸化すると美味しくないだけでなく健康にも影響することがあります…。
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焙煎や淹れ方によってできる酸っぱいコーヒーについて
焙煎や淹れ方も酸っぱいコーヒーになる原因になります。
- 注ぐ湯の温度が低い
- 抽出時のドリップ時間が短い
- 焙煎の失敗による生焼け
- 浅煎りのコーヒー豆
それぞれ解説します!
焙煎の失敗による生焼け
自分で焙煎されてる方だけの問題だと思います。
いわゆるコーヒー豆が生焼けの状態だと酷い酸味を感じやすいです。
中までしっかり焙煎されるように、火力を下げて焙煎時間を長くするか、焙煎度合いを深煎り寄りにすると改善されます。
一度、超浅煎りコーヒー豆に焙煎してみましたが、飲めないレベルで酸っぱかったです(笑)
失敗でしかない味です!
その後、少し焙煎しなおしてマシになりました。
浅煎りのコーヒー豆
焙煎度が浅煎りになるほど酸味が強くなり苦みが減ります。
高品質なスペシャルティコーヒーなら浅煎りで豆の個性を強く感じて美味しいです。しかし、スペシャルティほどの品質でなければ、あまり美味しくなかったりします。
浅煎りコーヒー豆はコーヒー豆の質が最重要です!
注ぐ湯の温度が低い
ドリップコーヒーをする場合、深煎りコーヒー豆は83度、浅煎りだと93度あたりを目指すと美味しいコーヒーが淹れやすいです。
温度が低すぎると抽出できる成分が少なく苦味が少なくなり、酸味が強調されてしまいます。
ドリップコーヒーは酸味が先に抽出されやすいです。
ちなみに、温度が高すぎると抽出しすぎで渋味が出て美味しくないです。
抽出時のドリップ時間が短い
抽出時間が短いと抽出不足となり、酸味だけが強調されやすいです。
あくまでも目安ですが、抽出時間は3分あたりを目指すと良いです。
抽出時間の調整方法は、注ぐお湯をゆっくり少しずつにするか、コーヒー豆の粉を細めにする、ドリッパーを穴の小さいものにするなどがあります。
焙煎についてはお店で買えば、まず問題ないでしょう!
淹れ方は慣れてくると自分で酸味を調整できます!
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産地によって酸味の強さが違う
豆にはそれぞれ特徴があり、酸味が強いことが売りのコーヒー豆があります。
酸っぱいコーヒーがどうしても苦手であれば、酸味の強いコーヒー豆を避けるのもありだと思います。
以下は酸味が強いと言われるコーヒー豆のリストです。
- エチオピア・モカ
- タンザニア・キリマンジャロ
- イエメン・モカ
- ケニア
- コスタリカ
- パナマ・ゲイシャ
- ハワイ・コナ
- グアテマラ
僕は酸味系のコーヒー豆を避けてたことがありました。
でも、酸味が苦みの美味しさを際立たせてる事に気づいてから、むしろ好きになりました!
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酸味を楽しむならスペシャルティコーヒーが良い
スペシャルティコーヒー豆は高品質な豆の事を言います。
生産から配送まで全ての過程が高いレベルで管理されていて雑味が少ないので浅煎りコーヒーにしても美味しい酸味が楽しめます。
スペシャルティコーヒーは希少なので当然値段も高いのですが、
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まとめ
- 酸化による酸味はまずい原因なので保存方法を改善すると防げる
- 焙煎や淹れ方によって酸味は調整可能
- 本当に美味しいコーヒー豆はスペシャルティコーヒーに多い
以上となりますが、酸化や焙煎、淹れかた酸味は、はっきり言って不味いです…。
コーヒーの酸っぱさで嫌な思いをされた方は保存方法、抽出方法、焙煎方法に問題がある場合が多いでしょう。
私がそうなのですが、本当に美味しいコーヒーの酸味に出会うと浅煎りを好んで飲むようになる方もいます。
もともと深煎りが好きだったのですが、今は酸味の強い浅煎りの方が好きです。
酸味を簡単に調整する淹れ方もあるので、こちらもご覧ください。